万年筆とインクは相性があると思います。今回は、私のペリカン スーベレーン M800 Fに2種類のインクを入れて感じた感想を紹介します。
楽しみにしてた色彩雫 竹炭との相性が悪かったです。
色彩雫のミニボトル 3本セットの一つにセレクトした竹炭。選んだ時からM800に入れようと楽しみにしていたんです。それが相性が悪くてびっくりしました。
何が悪いって、その前に入れてたPILOT 純正ブルーと比べて、明らかに滲むし太くなってしまったんです。
紙はツバメノートの中性紙フールスです。洗浄した時にペン先がおかしくなったかと思いました。
↓写真では伝わりにくいのが残念です。
でも、書いていると線の太さが一定じゃなく、ブヨブヨするのを感じます。
↓若干ですが竹炭の方が太いのが分かりますか?太くなると何がいけないかって、同じノートに同じサイズの文字を書いているのに、漢字が潰れるんです。
PILOT 純正ブルーはシャープでヌラヌラ
結局、M800に残った竹炭は瓶に戻して、PILOTの純正ブルーに戻しました。
皮肉にも同じメーカーの一番安いレギュラーラインのインクが良いとは、インクは価格じゃなくて相性だという事がよく分かりました。
鮮やかな青で発色も良いし、耐水性も色彩雫より明らかに良いです。安くても評判の良いインクというのは、相応の理由があるワケです。
万年筆っちゅーのは、本当に手のかかる筆記具です。
コメント
こんにちは、楽しく拝見させていただきました。
146私も使っております。学生時代に使っていたのですが、約40年ぶりに新しく買い求めてみました。ニブは昔と同じFニブです。
硬くなっていますね!驚きました。慣れるのにひと月掛かりましたが、一旦慣れてしまうと
この方が書き易いですね。プレシャスレジン製の漆黒のボディーは得も言われぬ高級感がありますね!現行品なので、バイカラーのニブも堪りません。万年筆は書き味だけではないのです、トータルバランスですね。とかく、いろいろと言われているモンブランですが、
マイスターシュテックに関してはクオリティーは高くなっていると個人的には思います。
>龍の尻尾 さま
コメントありがとうございます。
40年ぶりとは凄いですね。私はまだ新品を買う勇気が無く、1980年代の中古にしました。私の146はFニブで、知人の現行モデルのBニブと書き比べましたが、あまり差を感じなかったのは私が鈍いからかもしれませんね。
35年以上前の中古でも、充分に満足できる物でしたし、モンブランのクオリティの高さには驚きました。
こんにちは 色彩雫はパイロットの無印インクと比べてインクの粘度が低いので太字の万年筆と合わせるとシャバシャバになりますよね。竹炭は僕も大好きな色です。カメラもされているということで文具ヲタ/写真部として応援しています。
> もう中学生さま
コメントありがとうございます。応援ありがとうございます。最近、万年筆・写真系の記事を更新できていませんが、たま~にでも覗いていただけると幸いです。
最近私はパーカーのクインクが好きでよく使っています。