FA31mm F1.8 AL Limitedは、PENTAXで一番評価の高いレンズと言っても過言じゃないでしょう。私はK-3を買ってから程なくしてFA31を買ってしまいました。K-3を買う前に、知人から「ボディは控えめにして、良いレンズを買うのも良いよ」と勧められたのがFA31でした。
結局、両方買ってしまうという最悪(必然?)のパターンになってしまいました。良いカメラを買うと良いレンズが欲しくなり、良いレンズを買えば、良いカメラが欲しくなるのは、必然かもしれません。
FA31の評価・レビューから脱線してしまいました、、、すいません。
描写力って曖昧な表現ですが、使えば納得の描写力!
使うまでFA31の評価で、描写力が良いという表現は、とても曖昧で分かりにくいと思ってました。ボケ味が美しいとか、シャープとか、光芒がどうのとかそういう表現は想像しやすいですが、描写力って分かりにくいですよね。
それが使うとすぐ「あ~、コレがFA31の描写力ね!」と納得できます。
幅680pxにリサイズしてるので分かりにくいかもしれませんが、シャープなだけじゃない、ボケ味が良いだけじゃない、色が良いだけでない、新梅田食堂街の雰囲気というか、ぽさが写ってると思います。
FA31を大阪駅の八百富写真機店で買ってスグに、面白がって撮りまくってた中の一枚です。
FA31のボケ味は、自然で嫌味が無く質感を表現できる。
見ての通り、太麺の皿うどんです。有名店でも何でもない、街場の中華食堂の皿うどんです。出前なのでトロみが付き過ぎてるんですが、そのドロッとした感じがよく分かります。
FA31を買えば、常用レンズとして付けっぱになること間違いなし!
これも買ったばかりの頃、面白がって逆光を試した写真です。光芒が18本ビシッと写ってますね。逆光耐性は悪くは無いと思います。
買う前、31mm(APS-C 46.5mm)って微妙な数字だと思いましたが、コレがAPS-Cに付けると使い勝手のいい画角でした。モノも風景もポートレートも、常用レンズとして使い倒せるレンズです。FA31mmを買えば、この近辺標準画角のレンズへの物欲は極端にしぼむと思います。重いし、決してコンパクトではないですが、世間の評判が良いのが納得できる逸品です。
コメント