糠平湖のタウシュベツ橋梁 展望台までウォーキングするイベントに参加してきました!
2015年9月6日に開催された上士幌町観光協会主催の東大雪ウォーキングシリーズ2015 東大雪の道廃線跡ウォーキングです。廃線になった旧国鉄士幌線の廃線跡を歩くウォーキング大会です。帯広近郊だけでなく札幌・旭川など全道各地から100名以上が参加していました。
スタート・ゴールは糠平温泉郷のひがし大雪自然館で、片道8kmでタウシュベツ川橋梁の対岸にある展望台を往復するルートです。
糠平湖畔の自然豊かな森の中を歩く
ひがし大雪自然館をスタートして、まずトンネルの連続する区間を歩きます。ただ、廃線になって35年以上経っているので中は通れずトンネル上を迂回します。これが結構な急こう配で、3つも4つも連続しますのでなかなかハードです。
でも、長い時間をかけて少しずつ自然に馴染みつつある姿は、森の寛大さを感じます。
ある程度歩きやすいように整備はされていますが、苔むした倒木もあるし、色んな太さの木々が雑多に生えていて、所によってぬかるんだ飛び石エリアもあったりして、整備された街の人工林との違いを感じます。
線路跡は意外と歩きにくい
トンネルエリアを越えると、廃線の線路跡をひたすら真っ直ぐ歩きます。こぶし大の石が敷き詰められた線路跡は、パッと見歩き易いようですが非常に歩きにくいです。ただ、真っ直線の道は線路跡の感じをしっかり感じられます。
上を見上げれば、緑のトンネルで非常に気持ちいいです。
しばらく歩くと、右手の湖畔に下りる看板があって、120mほどでタウシュベツ川橋梁の対岸の展望台です。2015年は異常な渇水で、例年だと7、8割水没してることが多いタウシュベツ橋梁ですが、昨日はしっかり見えました。
帰りも同じコースを歩いて、往復16kmです。いい運動になりました。
タウシュベツ川橋梁も、トンネルも湖畔の線路も、今ほど大型機械が発達していなかった時、資材を現地調達しながら作り上げたものだそうです。タウシュベツ川橋梁は1937年(昭和12年)実に78年前の竣工です。どれほど大変だったか、想像もできません。
一緒に歩いた方にが「タウシュベツは俺より1歳若いんだ」という方が居ました。
まだタウシュベツ川橋梁が使われてた頃、糠平ダムが出来て線路の場所が変った頃、三俣が賑わってた頃の話を聞かせてもらいました。歩いてる時は年齢にピンときませんでしたが、79歳だったんですね。
恥ずかしい話ですが、気を抜くとおいて行かれそうな速さでした、、、。
まだまだ精進が足りませんね。自分が79歳になってあのスピードで歩ける自信は皆無です。
コメント
これかー。面白くていい。これからもいい情報を!
>しんしんへ
コメントありがとう!これからも励みます。